洗面所のリフォームを成功させるために押さえておきたい！4つのポイントをご紹介

洗面台は手洗い、歯磨き、髪のセットなどで使用するスペースです。家族全員が使用するため、定期的なメンテナンスが必要になるでしょう。洗面所が劣化した場合には、リフォームがおすすめです。

そこで今回の記事では、洗面所のリフォームを成功させるためのポイントについてご紹介します。

洗面台のリフォームで押さえておきたいポイント

洗面台のリフォームを検討する際には、設置する洗面台のタイプや予算を明確にしておくとよいでしょう。ここでは、それぞれのポイントを詳しくご紹介します。

洗面台のタイプ

洗面台には大きく分けて洗面台のみのタイプと洗面化粧台の2タイプがあります。洗面台のみのタイプとは、水栓、洗面ボウル、鏡などがセットになったタイプのことです。洗顔や歯磨きなどの利用をメインにしており、シンプルな構造になっています。洗面ボウルは人工大理石、陶器、ホーローなどが一般的です。

洗面化粧台のタイプとは、洗面台に化粧や身だしなみを整えるために使用する機能が付帯されたタイプのことです。洗面台で設置されている、水栓、洗面ボウル、鏡に加えて照明、コンセント、収納スペースなどが設けられています。

リフォームにかける費用

リフォームの費用の内訳は洗面台の本体費用、収納スペースなどのオプション費用、人件費などです。状況によっては、床や壁の張り替え、洗濯機を設置するパンの交換などの必要になるでしょう。予算が20万円以内の場合には、シンプルな洗面台の取付けが可能です。一般的な洗面台の費用は3万円～5万円となっており、予算に余裕があれば床や壁などの張り替えもできます。予算が20万円～50万円の場合にはスタンダードタイプの洗面台の設置が可能です。

洗面台のリフォームを成功させるポイント

洗面台のリフォームを成功させるには、事前の準備が大切です。照明やコンセントなどのオプションについて、確かめておくとよいでしょう。ここでは、4つの項目に分けて解説します。

照明や鏡

髪をセットしたりメイクをしたりする場合には、照明や鏡が欠かせません。さまざまなデザインの照明が販売されているため、使用目的や予算に合わせて選びましょう。照明を取り付ける際のポイントは影を作らないことです。影ができてしまうと、ヘアセットやメイクが思うようにできない可能性があります。洗面所のリフォームではできるだけ太陽の自然光を取り入れるのが理想ですが、難しい場合には小さな照明を取り付けたりミラーキャビネットの照明をLEDにしたりするとよいでしょう。

コンセント

最近は電化製品を洗面台で使用する方が増えています。主な電化製品として、ドライヤー、ヘアアイロン、シェーバー、電動歯ブラシ、暖房器具、扇風機などがあります。コンセントを設置する際には、一度でどのくらいの電化製品を同時に使うのかをチェックしておきましょう。コンセントが1か所の場合、暖房器具とドライヤーの同時使用ができません。また、コンセントを取り付けるときには、位置も確かめておくとよいでしょう。

壁や床

洗面所の床や壁は経年劣化を起こします。主な劣化の原因は水漏れや湿気などです。一般的に洗面所の窓は小さいため、湿気がこもりやすいのです。放っておくと、シロアリやカビなどが発生する恐れがあります。床や壁の劣化が進んでいるときには、リフォーム時での張り替えを検討しましょう。また、洗面所が寒い場合には、断熱リフォームがおすすめです。

収納スペース

洗面所を使用するタイミングはさまざまです。通勤前や通学前に使用する場合もあれば、入浴時に利用する方もいるでしょう。さまざまなシーンでの利用が考えられるため、収納スペースを設けるときには収納するアイテムを確かめておくとよいでしょう。

洗面所に保管する主なアイテムは、タオル、洗濯ネット、浴室用の洗剤、ボディーソープ、シャンプー、清掃グッズ、歯ブラシや歯磨き粉のストック、電化製品などです。収納スペースを設けるときには、サイズに加えて利便性も考えておきましょう。壁面や洗面台下部のキャビネットなどを収納場所として使用できます。

洗面台のリフォーム期間の目安

洗面台のリフォームは洗面台の交換のみの場合で半日～1日、洗面所全体の場合で1日～4日です。ただし、状況によって期間が増減します。洗面台のリフォームでは水が使えない時間帯が発生するため、施工の際には前もって業者に相談しておくとよいでしょう。

まとめ