トイレのリフォームを成功させる！押さえておきたい6つのポイントを解説！

トレイは使用頻度の高い部屋のひとつです。毎日の生活で使用するため、リフォームする際には慎重な検討を心掛けましょう。一方でトレイをリフォームする機会は少ないため、押さえるべきポイントがわからないという方もいるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、トイレのリフォームを成功させるためのポイントについてご紹介します。

トイレのリフォームで押さえておきたいポイント

リフォームを検討する際には、はじめに設置するトイレを決めておきましょう。トイレ選びをする際のポイントは2つです。ここでは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

トイレのタイプ

トイレを選ぶときには、はじめに設置可能なサイズを確かめておきましょう。一般的なトイレの間取りは分譲マンションで0.4坪、戸建てで0.5坪です。快適な空間にするにはドアや壁に隙間を持たせましょう。ドアや壁から便器までの距離は最低でも40cm以上、サイドの隙間は15cm以上が理想です。

トイレのサイズ

トイレにはタンク式とタンクレスの2タイプがあります。タンク式トイレとはタンク内に水をためてから洗浄するタイプのことです。停電時や断水時でも使えること、水圧の低い地域でも使用可能などのメリットがあります。タンクレストイレとは、タンクを使用しないトイレのことです。洗浄時には、水道水を使用します。トイレを広く使用できる、デザイン性に優れているなどのメリットがあります。

トイレのリフォームを成功させるためのポイント

トイレのリフォームを成功させるには、6つのポイントを前もって押さえておきましょう。ここでは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

予算

トイレのリフォームを検討する際には、おおよその予算を決めておきましょう。家族構成によってかけられる予算が異なるからです。リフォームでは本体の費用に加えて、人件費などがかかります。状況によってはパーツの交換や床の張り替えなどが必要になるでしょう。予算を組むときには余裕を持たせておくことが大切です。

将来性

トイレのリフォームを検討する際には、20年後の状況を見据えておきましょう。一般的なトイレの耐用年数は15年です。一度交換すると長期間の使用が可能です。現在では普通に使用できるものの、15年後になると足腰が衰えている可能性があるでしょう。場合によっては介護の必要性が出てきます。トイレのリフォームの計画を立てるときには、手すりや横開きのドアの設置なども検討しておくとよいでしょう。

床材

トイレの床材は水漏れ、尿のシミ、カビなどが原因で腐食します。トイレをリフォームする際には、床材の交換も検討しておくとよいでしょう。トイレで使用する主な床材は、クッションフロアやフローリングなどです。クッションフロアは尿や水が付着しても掃除がしやすいというメリットがあります。一方でフローリングのメリットはデザイン性に優れていることです。家族構成や予算に合わせて好みのタイプを選ぶとよいでしょう。

排水管の位置

トイレの排水には床排水と壁排水の2タイプがあります。トイレのリフォームでは排水管の位置を確かめておきましょう。床排水については、1995年以降については200mmになっています。1995年以前のトイレの場合、幅広い排水芯に対応しているトイレを選びましょう。壁排水については、高さが120mmのタイプと155mmのタイプがあります。トイレを選ぶときには、前もって高さを確かめておきましょう。

コンセントの位置

トイレを設置する際には温水洗浄機能が付帯されたタイプを選ぶ方がいます。温水洗浄便座は電力を使用するため、コンセントが必要です。トイレのリフォームを検討する際には、電力の使用の有無とコンセントの位置を確かめておきましょう。トイレの電力は専用使用が原則です。他の機器との併用は避けた方がよいでしょう。コンセントが足りない場合には、追加する必要があります。

マンションの規約

マンションにお住まいの方は、リフォーム前に規約を確かめておきましょう。各マンションではリフォームやリノベーションに関する規約を設けており、違反した場合には元の状態に戻さなければなりません。排水方式やトイレの位置の変更などはマンションの制約を受けやすいため、事前に確かめておくのがよいでしょう。

まとめ