古い家の断熱リフォームのポイント!寒さの原因を踏まえた対策を解説!

古い家の断熱リフォームのポイント!寒さの原因を踏まえた対策を解説!

古い家だと断熱性が低く、冬場は寒く感じることがあります。寒さの原因を踏まえながら、リフォームに取り組んでください。窓や床、外壁、天井を確かめ、必要に応じて断熱対策を施しましょう。

今回は古い家に住んでいて寒さに悩んでいる方のため、その原因を解説します。以上を踏まえて断熱リフォームのやり方をまとめました。これを読めば断熱リフォームによる寒さの解決法がわかります。

古い家で寒さを感じる原因

古い家はさまざまな理由で寒さを感じます。窓からの冷気や、床が冷えた状態などが原因です。古い家が寒く感じる理由を、以下で3つ紹介します。

窓から冷気が入る

古い家は、窓から冷気が入ってきやすいといえます。築20年以上だと、窓はシングルガラスがほとんどです。断熱性が低く、外気の影響を受けやすいといえます。とくに窓の近くにいると、空気の冷たさを感じるでしょう。シングルガラスの窓によって、部屋が暖まりにくいことがあります。暖房をつけても外に暖気がもれてしまうからです。暖房の効率がよくないと部屋が暖まらず、いつまでも寒く感じます。古い家に住んでいて、寒さを感じるようなら、窓に注目しましょう。こちらをリフォームするだけでも、暖かさが変わるかもしれません。

床が冷えている

古い家だと床が冷えることがあります。その原因は床下です。窓だけでなく、床下からも冷気が入ります。そのため家庭内のあらゆる場所で、足元を冷たく感じるでしょう。とくに朝や夜は、床の温度が低くなり、住環境に影響を及ぼします。床下は冬場になると、冷たくなりやすいのです。外からの空気を通しているため、寒さが家の中へ伝わります。歩くときも冷たくて、移動がつらくなるでしょう。古い家だと、冬季はとくに足元が冷たくなります。床下への断熱材や床暖房による対策が重要です。

外壁や天井の断熱性が低い

古い家では、外壁や天井の断熱性が低いことがあります。断熱材が古いことで、部屋が寒く感じるかもしれません。築20年以上の家では、断熱材としてグラスウールが入っています。しかし密度が低く、経年劣化で断熱性能がよくない可能性があります。壁や天井の断熱性が低いと、外気の影響を受けやすいのです。あらゆる方向から、部屋が冷やされてしまいます。暖房をつけていてもどこか寒く感じるのは、外壁や天井のせいかもしれません。以上から古い家に住んでいる場合は、外壁や天井に、断熱リフォームが必要かを確かめてください。

古い家での断熱リフォームのポイント

古い家で断熱リフォームをするには、部分ごとに正しいやり方が必要です。たとえば窓ならペアガラスを取りつけるだけで、断熱対策ができます。ほかにも床下への断熱材や床暖房、外壁や天井に対する外張り断熱も有効です。断熱リフォームのポイントを以下でまとめました。

窓にペアガラスを取りつける

窓への断熱対策には、ペアガラスがおすすめです。DIYでは断熱シートを貼ることがあります。しかしペアガラスは、断熱シートよりも優れた性能です。クリアな眺望も守れるので、快適性を上げられます。ペアガラスを貼るだけで、部屋を暖かく感じられるでしょう。窓から入る外気をある程度シャットアウトできるからです。エアコンの暖気も逃げづらくなるでしょう。ペアガラスの有無によって、部屋の快適性は変わります。

以上から手軽な断熱リフォームとして有用です。既存サッシを活用することから、1日だけで工事が済む場合もあります。窓の断熱対策をご検討中なら、ぜひ参考にしてください。

床には断熱材や床暖房を

床下には断熱材や床暖房がおすすめです。断熱材を取り入れるだけで、冷たい空気が家の中に入りにくくなります。床暖房は足元を暖かく感じられるのがメリットです。床が暖かいと、移動も苦になりません。フローリングの張り替えで、床下への断熱対策を施してください。そうすれば無駄な手間を省け、コストを抑えられるからです。フローリングを古く感じたら、そのタイミングで断熱材の導入を検討しましょう。床下への断熱対策は、寒い時期でも部屋の移動をしやすくなります。快適な暮らしを目指すなら、床部分を見直すとよいでしょう。

外壁や天井には外張り断熱

外壁や天井には、外張り断熱がおすすめです。柱の外側から家屋を包み込むように、断熱材を取り入れます。そのため冬の寒さ対策につながるのです。古い家でも、ある程度快適に過ごせるでしょう。外壁や天井への断熱対策は、住環境を変えます。冬でも過ごしやすいだけでなく、湿気や結露などからも家屋を守れるからです。マイホームは長期的に使うことが想定されるので、状態を良好に保つには外張り断熱が欠かせません。外壁や天井に寒さ対策を施すなら、外張り断熱を考えてください。

まとめ

古い家に住んでいて、寒さを感じるようなら、断熱リフォームを考えましょう。窓や床下、壁、天井などの断熱性が低いと、外気の影響を受け、室温を低く感じます。予算の範囲内で断熱対策を施せば、快適性を上げられるでしょう。家庭内の寒さ対策として、ぜひご検討ください。

「株式会社瀬良忠建設」では、断熱リフォームの相談を受付中です。外壁や屋根などのリフォームが必要となったときに、断熱材を取り入れてみましょう。そうすれば古い家も快適にできます。ご希望の方は、公式サイトでお問い合わせください。