床下の断熱リフォームとは何か?やり方とメリットについて解説!

床下の断熱リフォームとは何か?やり方とメリットについて解説!

家の中で足元を冷たく感じていませんか。そこでおすすめなのが、床下の断熱リフォームです。断熱材の導入により、足元が暖かく感じるでしょう。冬場でも快適に過ごせます。

今回は床下が冷たいという問題を解決したい方のため、床下の断熱リフォームの紹介です。こちらを読めば、施工方法やメリットを学べます。

床下断熱リフォームとは何か?

床下断熱リフォームとは、床下空間からの熱伝導をカットするための施工方法です。寒い時期には、床下から家の中へ冷気が伝わることがあります。そのため断熱性の低い家では、足元が冷たく感じるでしょう。

建物の床下は、家の中の温度に影響を与えます。地面にいちばん近く、地盤の温度や湿度に左右されるからです。そのため建物の快適さは、床の状態によります。断熱性が低いと冬は寒く感じ、高ければ暖かく思えるのです。快適な暮らしには、床下断熱が重要です。足元が冷たいと思ったら、リフォームを検討してください。

床下断熱リフォームの方法

床下断熱リフォームの方法は主に3つです。床下に断熱材を入れたり、床下から吹きつけたりします。床の張り替えとセットでの作業も見られます。3つの方法について、以下で詳細を見ていきましょう。

床下に断熱材を入れる

床下への断熱材導入は、根太間断熱や大引き間断熱と呼ばれます。床下には大引きや根太間という部位があり、こちらに断熱材を施工する形です。ボード状やマット状になっているので、部屋一面を断熱できます。床下からの施工なので、工期も短く済むでしょう。業者によっては、約1日で完了します。廃材を出しにくいため、予算も低く抑えやすいのです。経済的に考えても、手軽に断熱対策ができます。

このように床下への断熱材導入は、約1日で作業が終わり、費用を抑えられる可能性があります。古い家でも、手軽に寒さ対策を済ませられるのです。

床下からの断熱材の吹きつけ

床下から断熱材を吹きつける方法もあります。ウレタンフォームを吹きつけて、冷たい空気の遮断を目指す形です。ボード状やマット状の断熱材導入と同じく、既存の床を残したまま作業をします。吹きつけのメリットは、厚さを柔軟に決められることです。家の構造に合わせて、ウレタンフォームの量を決められるので、隙間なく施工しやすいといえます。

ただし床だと下から上へ吹きつける形なので、やり方が難しく、業者によっては対応していません。このような注意点はありますが、床下からの断熱材の吹きつけは、外部の熱を隙間なくカットできます。

床の張り替えとともに断熱材導入

床の張り替え時に、断熱材を導入する方法もあります。フローリングが傷んでいるときは、断熱材だけでなく新しい床材も必要です。床の新調時に断熱材を入れることで、見た目だけでなく快適性も上がります。

なお、以上の方法では、コストが高くなる可能性に注意です。床の張り替えと断熱材導入を同時にするため、完了にも時間がかかるでしょう。そのため業者からの費用見積もりをもとに、やるべきかを考えてください。入念な施工計画の打ち合わせも欠かせません。それでも断熱材つきの床を新調できれば、古い家も住みやすく変わるでしょう。

床下断熱のメリット

床下断熱には2つのメリットがあります。部屋の移動をしやすくなることと、暖房の消費電力の抑制です。以上から快適かつ経済的な暮らしを目指せます。床下断熱のメリットについて、以下でまとめました。

部屋の移動をしやすくなる

床下断熱リフォームのメリットは、部屋の移動をしやすくなることです。床下からの冷たい空気をさえぎられるからです。冬場でも冷たさを感じず、スムーズに移動できるでしょう。

断熱性の低い家は、床下のせいで室温が低いのがつらいところです。足元の冷たさが気になるところでしょう。冷たい空気は下にたまるので、床を冷やしやすいのです。

床下断熱によって、冷たさから床を守れます。断熱性のある床なら、寒さを感じずに歩けるでしょう。古い家でも、断熱リフォーム後は足元の冷たさを感じにくいといえます。

暖房の消費電力を抑えられる

床下断熱リフォームによって、暖房の消費電力を抑えられます。家の中の温度が一定に保たれれば、暖房を効率的に使えるからです。その結果、消費電力は小さくなり、光熱費を節約できます。

断熱性の低い家では、冬の室温が低いことがあります。その場合は暖房の温度を高くして、長時間使わないと暖められません。消費電力も大きくなり、光熱費がかさむでしょう。断熱性のある家なら、室温をある程度キープできるので、暖房の温度が低くても快適に過ごせます。使用時間も少なくできるでしょう。光熱費節約を目指す意味でも、床下断熱リフォームは役に立ちます。

まとめ

床下の断熱リフォームには、部屋の移動や光熱費節約のためにおすすめです。床下に断熱材を入れるだけなら、約1日で作業が済むことがあります。フローリングが傷ついているときは、張り替え時に断熱材を入れましょう。寒さ対策には、床下の断熱リフォームを考えてください。

「株式会社瀬良忠建設」は、さまざまなリフォームに対応しております。傷んだフローリングの張り替えだけでなく、断熱材導入のご相談も受付中です。ご希望の方は、公式サイトでお問い合わせください。